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産地視察レポート 山形県庄内
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    初めて国内航空便に乗ったのは数十年前。

    当時は事前にチケットを購入し、
    飛行場の券売機かカウンターで搭乗チケットを買っていました。

    しかし、いまやスマホにダウンロードしたチケットで、ピッ!ですよ!!
    すさまじい簡素化と進歩。


    そんな感動を覚えながら朝一の飛行機で山形庄内へ。

    もちろん日帰りです。

    庄内の生産者との付き合いは長く、
    食管法の改正後すぐ位から当店と産直が始まりました。

    そのお付き合いで一番長い生産者、
    「おんぶバッタの会」へ最初に訪問です。


    ここの生産者には「どまんなか」という品種のお米を作ってもらっています。
    聞いたら、
    取り扱いが、いまや今回一緒に言った関山米穀店さんと、
    ウチだけになってしまったそうです。

    古くから「どまんなか」を取り扱っていた当店は、
    これがまた根強い人気で、
    看板商品として販売させていただいています。



    今年の7月7日現在の品質は、平年以上と言っていました。

    こっちは「だだちゃ豆」
    これも絶品なんですよね〜


    みんなで記念撮影し次の場所へ・・・



    2件目の訪問は、「庄内共同ファーム」さんです。
    ここの主な取り扱いは、有機栽培米と加工品です。
    当店の「合鴨栽培JAS有機コシヒカリ」はここから来ています。




    今回は富樫さんの田んぼを見学してきました。
    合鴨有機栽培はもとより、無肥料栽培など様々な取り組みで、
    慣行の有機栽培方法以外にも実験を重ね、
    栽培技術の向上を模索している姿を見ることが出来ました。
    今後の発展が楽しみな方でした。



    お昼は、ファームの代表実家でいただきました。



    最初、ファーム担当の阿部さんが「ナアというところに行きます」
    といわれた時、もしや?と思っていたら、なんとここ!!


    日経新聞の地場の食材を食す事ができるレストランランキングで、
    堂々の1位を獲得していたレストランだったのです。
    びっくり!!


    そして、民宿も兼ねている店内、
    実は明治の建物だそうで、趣きがあり食事も粗食。
    視点を変えると、
    現代人に足りない地産の贅沢な素材がふんだんに使われていました。

    本当の美味しいって、
    こういうことなんだな〜と実感!

    ただ、残念な事に写真はありません。

    あっつ写真撮るの忘れた!!
    と後から気づくほどの食事だったと理解していただければ幸いです。

    そしてファーム代表が様々な活動をしているために、
    食と健康、そして社会問題に至るまで様々な話が尽きず、
    名残惜しい限りでしたが、日帰りなために時間制限があります。

    皆さんに別れを告げ、
    今回最後の訪問地へ「庄内産直センター」の菅井さんが案内してくれました。

    今までは鶴岡、藤島という場所だったのですが、
    今回、合鴨栽培している生産者と合わせてくれるという事で、
    酒田の先の遊佐という場所まで行ってきました。

    鳥海山のふもとです。



    ここはまだ、カモたちがいました!
    12日に田んぼから上げると言っていたので、
    明日にはカモ君たちはいなくなるそうです。




    合鴨栽培は、大変です。
    カモの世話と外敵から守るためのいろいろな知恵の集約が、
    田んぼを視察するとよく分かります。

    ハクビシン、タカやトビ、キツネまで狙いに来るそうです。

    そのような栽培環境が影響しているのか、
    合鴨栽培に取り組む生産者は、年々減ってきているそうです。

    TPPなど、グローバルな感覚では、
    なかなか議論にあがらないと思いますが、
    農業技術の衰退という事も考えていかないと、
    作る場所があっても作る人がいなくなる時代が来るのかもしれません。

    販売側として、
    ただ、旨い不味いでお米を取り扱うのではなく、
    何がどうしてどうなっているのか、
    ちゃんと伝えられる米屋になろう!!
    と改めて思いました。


    さて、アットいうまの1日、

    飛行機の最終便を待つ間に、
    若米会の会員でもある鶴岡の生産者、渡辺さんが、
    忙しい中、空港まで駆けつけてくれました。

    約30分位でしたが、
    貴重な情報交換が出来、とても有意義でした。



    最後に、
    帰りの飛行機でブロッケン現象を拝む事ができ、
    今回の産地視察を〆るのにふさわしい体験が出来ました。

    今年も猛暑の予感ですが、
    山形庄内25年産米、楽しみです!!

    | 産地視察レポート | 11:04 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
    栃木県塩谷 「夢ごこち」 「尚仁沢」 「杉三反」産地レポート
    0
      「杉三反」の田んぼの近くに、
      尚仁沢湧水 

      名水百選に選ばれている、
      とっても綺麗な水が湧き出る場所があります。


      ちなみにこれは先週末、
      尚仁沢湧水遊歩道の途中をiPhoneで写した写真です。

      「杉三反」田植えや稲刈りに行くと、
      参加者と一緒に必ず訪れる場所です。

      スマホでも、これだけの綺麗さが伝わってくるのですから、
      実際に歩いてみると、
      なんともいえない爽快感と癒しが体感できます。

      今回初めて来られた皆さんも驚かれていましたよ。


      片道1.2kmの距離ですが結構アップダウンがあり、
      湧き水の場所までは徒歩約20分くらい、
      往復約40分の工程です。

      今回は、いまにも雨が降りそうな天気だったので、
      危険を考慮し遊歩道の途中で引き返して来ました。

      残念!

      そんな自然の恵みをふんだんに受けた湧水が流れ込む、
      大変肥沃な田んぼで栽培されているお米が、

      杉山ファームの
      「尚仁沢コシヒカリ」・「夢ごこち」・そして「杉三反」です。

      今年もおいしそうに実っていました!

      しかし、
      政府はとんでもない事を言い出しましたね!!
      栃木県矢板市に「放射性物質最終処分所建設」と。

      尚仁沢にも少なからずとも影響は出るでしょう、
      下流に住む皆さんも人事では済まされない、
      こんな自然豊かな場所にとんでもない話です。




      さて、次回は「杉三反・稲刈りの体験ツアー」レポートへとつづきます。

      | 産地視察レポート | 11:19 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
      千葉県印旛 「無農薬コシヒカリ」 「マンゲツモチ」 産地レポート
      0
         昨日は千葉県印旛の小倉さんを訪ねに行ってきました。

        当店、暮の餅や寒餅のときに使うもち米「マンゲツモチ」を
        契約栽培していただいている農家さんです。



        かれこれ数年前の事ですが、
        代掻きから乾燥までの一連のお米栽培作業を、
        しかも無農薬栽培を経験させてくれたのが小倉さんです!

        そして有名な香取にある酒蔵、寺田本家の当主を紹介していただき、
        お話を聞きに行かせてくれたりと、
        大変お世話になった方です。

        たぶん今の私のお米に関する知識は、
        さまざまな経験をさせていただいた小倉さんのおかげです。
        無農薬でお米を栽培する大変な経験が、
        いま、
        さまざまな生産地で農家さんと話する時すごく役に立っています。

        農民連という農家団体の
        千葉農民連事務局長という立場でもいらっしゃるので、
        当店の千葉産米はほとんどお任せしています。


        で、今年から「無農薬栽培コシヒカリ」を分けていただく事になり、
        今回その田んぼを視察しに訪れました。


        とその前に、

        ここは佐倉惣五郎という有名な方の自宅がある真下です。


        江戸時代、毎年厳しくなる年貢の取立てに対して、
        殿様に直訴し藩を救ったという、
        佐倉では歴史上有名な方だそうです。
        しかし義民とされ夫妻はりつけ、男子死罪となったそうです。
        恥ずかしながらお話を聞くまで知りませんでした。

        今で言えば消費税反対!と言った感じですね。
        民の生活を考えての行動には敬服いたします。



        真ん中に虫がいます。
        分かりにくいかもしれませんが、
        これが、お米に黒い斑点をつける原因を作る
        「カメ虫」です。

        でも、いい具合に実っていました。
        肥料は大豆粕のみだそうです。
        除草は田んぼ専用除草機を使い、
        完全に無農薬有機肥料栽培です。

        酒蔵に収めている無農薬米、
        今年から当店でも販売いたします!

        お楽しみに。

        さて、こっちは「マンゲツモチ」


        かなりプックリしていてかなり良質です!
        今年はいい餅が搗けそうです。



        千葉県でお米?
        ってかたいらっしゃいますが、
        実は千葉でも良質のお米が収穫できるのです。

        東京からも近いし、
        流通経費を考えると自然豊かで一番いい場所だと思います。
        今年も放射性物質検査をしてから出荷していただくので、
        10月上旬ごろの入荷予定です!

        ちなみに千葉県木更津産コシヒカリは入荷しています。
        一般栽培米ですが

        | 産地視察レポート | 08:49 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
        新潟県柏崎市小国町 「小国コシヒカリ」 産地レポート2
        0

          大地の芸術祭は4年に一度開催されるそうです。
          恥ずかしながら、新潟に散々訪問しておきながら
          今回このイベント初めて知りました。。。。

          せっかくなので作品を少々し見てきましたので、
          展示品を少しご紹介。



          さて昼ご飯ですが、
          定番のへぎ蕎麦と魚沼産米を食べさせてくれる
          農家直売所へ足を運びました。


          東京では売っていない野菜を発見!
          「なます」みたいにして食べるそうです。
          私、現地で産地の特産品を買って調理し、
          食べるの大好きなので危うく買ってしまうところでしたが、
          今回は自家用車での訪問でない事に気がつき購入を断念!


          さて、集合時間も近くなってきたので仕事モードに切り替え、
          みんなと合流し、いざ柏崎農協小国支社へ

          農協職員の方が出迎えてくれました。


          24年産米販売に向けて
          今年の新米状況や品質の情報を教えていただき、
          通年変わらない品質で販売ができる事を確認し、
          販売促進に協力していただける事などを話し合いました。

          ただ、雨が少ない事が品質に影響しないか心配されていました。
          新米は10月上旬入荷となりそうですね。



          建設的な意見交換が終わり、
          農協さんが送迎用のバンを用意してくれ
          みんなで田んぼの視察に行きます。

          「今年のできはどうでしょうね〜?」
          なんて話してるのでしょう。


          夕日に写る黄金色の稲、
          棚田の風景とあいまってなんともいえない景観を醸し出していました。
          この風景、なんだか癒されませんか?
          日本人のDNAなのでしょうね。
          このような環境で育ったお米が当店に入荷されると思うと、
          改めて感慨無量となります。


          小国町産米はかれこれ二十年近く扱っていますが、
          天候が芳しくない年も品質が変わらない産地なんです。
          本当にここの産地のお米は「おいしい」です。

          24年産がたのしみです!

          | 産地視察レポート | 17:30 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
          新潟県柏崎市小国町 「小国コシヒカリ」 産地レポート1
          0
            新潟県長岡市小国町


            大きな地図で見る

            もう、どのくらいになるのでしょうか?
            取引が始まったのは数十年前ですから、
            ここに訪れるのは今回で何回目?
            すでに覚えていないくらい訪れています。

            もともとは小国町という独立した行政でしたが、
            平成の大合併で長岡市となり、
            農協も小国農協から柏崎農協小国支社と変わりました。

            時代の流れですね。

            さて今回は卸問屋さんと一緒に車で現地まで向かいました。
            JR十日町駅で共同仕入れしている米や仲間と合流し、
            小国支社に向かう予定となっています。

            この日、東京は土砂降りでしたが新潟はなんと快晴!!
            天気予報で晴れていたのは全国で新潟だけです。

            集合時間より早めに出発し現地に到着


            とりあえず単独で現地視察

            小千谷(おじや)ICから30分くらいでしょうか、
            山並みを車で走っていると山間からは棚田が見えてきます。

            いわずと知れず、ここは魚沼産として出荷される小千谷地区



            ちなみにこの写真は小出IC付近で写した風景、
            ここも魚沼産。



            このような平地と上の写真のような山間地にある田んぼは、
            農作業の労力に雲泥の差があります。

            でも市場に出れば同じ価格で評価されてしまいます。

            もし僕が棚田の農家だったら・・・
            ちょっと納得いかないですね。

            実はその不満、最近流通に影響をもたらしてきています。
            日本の農業危うしです!

            「どうなる日本の農業」

            さてさて、
            話を戻して、その小千谷地区を抜けると小国に入ります。



            ちなみに私も写してもらいました。

            カシャ!!

            この写真をみて何か感じませんか?
            魚沼産(小千谷)となんら変わらない風景だと思いませんか?

            環境が、なんら変わらないという事は・・・・
            そういうことですね!

            このように生活排水が一切入らない山間の田んぼを
            「天水田」と言うそうです。
            天からの恵みで育つ水田という解釈でしょう。
            とにかくここは、
            日本全国の中で「コシヒカリ」という品種特性に一番適した気象環境です。
            絶対おいしい!!!はず。

            しかし今年の新潟は雨が少ないそうです。
            雨は適度に降らないと天水田にとっては致命的です、
            さて今年の品質がどうか気になります。



            よく地方に行くと、
            大きな円形の筒が重なり合っている建物を見ませんか?

            これはカントリーエレベータといって、
            みんなが収穫したお米を混ぜて保管する場所です。

            カントリーのいい所は、
            生産者の良し悪しが際立たなく無く品質が均一になるため、
            1年間を通して食味や品質が保てます。
            JAブランドで出荷されるために個人名は記載されていません。

            しかし、当店に入荷する小国のコシヒカリは、
            写真のように山間でしかも特別栽培米(減農薬減化学米)ですから、
            一人ひとりの生産者別に入荷されます。

            いい時もあれば悪いときもある。
            言うほど大きな差はありませんが、
            厳密には生産者の栽培で品質が変わります。

            どちらがいいかは、
            消費者次第といったところでしょうか。

            さて小国の隣、新潟県十日町市では大地の芸術祭が開催されていました。


            つづく

            | 産地視察レポート | 14:38 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
            滋賀県高島市 「たかしまいきもの田んぼ米」 訪問レポート 2
            0
              前回のつづき。 

              魚道に使われる「木」ですが、
              これは高島市産の間伐材「杉の木」を使用しています。



              美味しいお米が育つ条件の一つに水があります、
              その水を浄化し河川に送り込むのが森林の役割りです。

              その山を健全にするにはやはり人の手は重要です。

              この「魚道」は生きものたちのためだけではなく、
              山を健全に保つ為に間伐された廃材を使っているので、
              山の手入れにも微力ながら貢献している事になります。

              これぞまさに「循環型農業」と言えるでしょう。

              最近、各地で頻繁に洪水が起こっていますが、
              ただ単に「温暖化」「気候変動」だけの問題だけではなく、
              安価な外国木材に押され、衰退した国内林業。
              洪水をせき止める役目をする田んぼの休耕田化なども、
              原因の一つに上げられると思います。

              日本の木材を使用した家で、お米を食べる生活を心がける事も、
              災害から身を守る一つの手段だと断言できます。
              現代人も便利さゆえの弊害を古人の知恵から学ぶべきでしょう。

              ちなみにTPPは環境破壊にもつながる事を忘れてはいけません。

              さてさて、作業開始です!



              正確な寸法で加工された木材が組み立てられ、
              着々と作業が進んでいきます。





              作業中レットデーターブックに指定されているカエル、
              「ナゴヤダルマガエル」が迷いこんできました。





              土手を埋め均して終了です!みなさんお疲れ様でした!

              これでライスエイトアクション魚道3っつ目の完成です、
              今後も着々と基金による魚道が整備されていくそうです。




              美味しく育ってね! 



              たかしま有機農法研究会の方の納屋からの景色、
              最高に気持ちが良かったです。



              帰り際に魚道によってみたら白サギ飛来。



              そしてシッカリ水が流れ機能していました!
              後日ヨシノボリの遡上が確認されたそうです。



              さて、この日は少しでも距離を稼いでおきたく
              浜松まで戻ります。
              やっぱり行きと同じ名古屋で渋滞に引っかかりましたが、
              なんとか遅くならずに宿に到着。

              車の運転はヘルニアにとって一番よくありません、
              しっかり疲れを取って翌朝に出発、
              帰りに新東名SAの駿河湾沼津SAに寄ってきました。

              いやーここはSAというよりちょっとしたアミューズメントですね、
              若米会会員のモッフルもしっかりいただいてきました。



              帰りはさしたる渋滞も無く無事に東京ICに到着、
              首都高方面は渋滞していました。

              いやー渋滞が無ければ5〜6時間で行ける場所なのですが、
              流石にお盆のような国民的休日は避けないといけませんね。

              ただ、今回の訪問で魚道がどのように作られ機能するのか、
              実際に現場で確かめる事が出来ました。

              私的には大変貴重な経験をすることが出来とても有意義でした。
              そしてライスエイトアクションが着々と成果を上げている事が、
              なにより嬉しく思いました。

              24年産 新米「たかしま生きもの田んぼ米」の入荷は
              10月中旬頃を予定しております。

              あとは天候次第!
              | 産地視察レポート | 09:58 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
              滋賀県高島市 「たかしまいきもの田んぼ米」 訪問レポート 1 
              0
                12日
                滋賀県高島市「いきもの田んぼ米」生産地視察に行って来ました。


                大きな地図で見る

                今回の訪問は
                「ライスエイトアクション基金による魚道設置」です。
                ライスエイトアクションとは↓
                http://ikimonotanbo.jp/approach/riceeight.html

                魚道とは・・・
                水性生物は産卵気になると琵琶湖から河川をつたい上流に上がってきます、産卵するためには外敵が少なく流れの緩やかな場所が必要です。そこで、一時的に水が豊富で流れの少ない田んぼが絶好の場所となります。そんな生きもの達の習性を補助する設備が「魚道」です。

                しかし、なぜ?お盆の時期に!!

                完全に設営ミスだったそうですが、
                魚道設置風景を見ておきたかったので強行日程を組み
                いざ滋賀県高島へ・・・

                車?電車?迷いましたが、
                新東名と若米会会員のお店が有る駿河湾沼津SAに寄るという
                大義名分の下、車での移動を決定!

                しかしこれが裏目に・・・

                渋滞を予測して4:30に出発し
                三ケ日ジャンクションまではストレス無く走れたのですが、
                ここから地獄の渋滞が始まりました。

                結局予定の到着時刻11:00はとうに超え、到着したのは13:30
                途中休憩入れての9時間ロングドライブは結構疲れました。

                そんな疲れた心身を壮大な琵琶湖の風景が癒してくれます。


                2時間遅れの遅刻者を
                たかしま有機農法研究会、たかしま米特約店の皆さんに
                温かく向かいいれて頂き、水鳥観察センターで遅い昼食


                一息ついたところで、
                魚道設置予定たんぼに移動です。



                すでに設置されているのは亀、カエルスロープ、
                この奥に設置します。

                ちなみにここは灌漑(かんがい)排水路。

                灌漑とは・・・
                「農作物を栽培するために耕地に水を与えること、
                安定的に配分するための設備」です。

                田んぼは灌漑用水路から水が入り、
                排水路から水が出るという仕組みになっています。

                ですので高いところから低いところに流れる水の性質を利用し、
                用水路は田んぼと同じ高さで、
                排水路は田んぼより低くなっています。

                排水路は琵琶湖に流れ込んでいるので、
                琵琶湖からは水様性生物が遡上してきます。

                その水様性生物たちの憩いの場として
                田んぼを利用してもらうための道が「魚道」
                ですので排水路に設置します。



                トラックから資材を運び、いよいよ設置開始です!

                つづく・・・




                | 産地視察レポート | 14:20 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
                富山県入善町「農事法人源 訪問レポート」その2
                0
                   さてさて、

                  なぜ 農事法人 源(みなもと) と名前が付けられたか、



                  由来はこれです。

                  実は墓ノ木という場所は、
                  立山連峰から流れ込む水が扇状地の中で最初に流れ着く所、
                  入善町の「水の源」になっているという意味だそうです。

                  ここから灌漑され下流の田んぼ全域に美味しい水を運んでいます。


                  管理は北陸電力です、なんでも上流には水力発電が有るそうで。

                  水が豊富で綺麗ということもあり
                  近くには「富山ビバレッジ」が有ります。


                  http://www.meisui-toyama.org/menber/menber4.html

                  実は当店で販売している「水」はここから来ています。

                  お米の産地視察でマサカの「工場見学」


                  工場長が水がどのように製品化さるかを快く説明してくれました。
                  小学生の社会科見学気分で工場長に質面攻め!

                  ではここの水を簡単に説明すると、
                  「形式上、全ては熱によって殺菌はしているけど、水が綺麗すぎて
                  検査しても雑菌はまず出ない、除菌の必要は無い水」という事です。




                  このような工場から来ている「水」だと知り、
                  改めて「量販店で売られている格安の水」との違いが
                  歴然としている事を改めて再認識しました。
                  名水百選にも黒部の水は選ばれていますから納得です。

                  社長のご好意に感謝し次の場所へ、


                  れぽーとその1でも少し触れましたが、
                  「桃園」です!

                  まだ身は大きくありませんが、栽培途中というところです。

                  「あかつき」という品種になります。

                  8月上旬には収穫され、
                  収穫したての桃を送ってもらう予定でいます。

                  身がしっかりしていて糖度が高く、りんごに近い食感との事ですが、
                  無類の桃好きとしては、どんななのか楽しみです。



                  車で移動中に「ニホンサル」がいました、
                  最近人里に下りてくるようになったらしいです。
                  環境破壊でサルの生活環境も変わってきているのでしょうか。



                  これは堆肥で有機肥料を作っている場所です、
                  原料は家畜の糞尿と籾殻です。
                  以外に臭いはありませんでした、
                  しっかり微生物が醗酵させている証拠です。
                  この肥料が土壌改良に使われています。




                  田んぼの中にこのような畑がぽつぽつと存在します、
                  これは日本全国で見られる光景ですが、
                  大豆を作っている、と言っていいのかわかりませんが、
                  減反政策の大豆栽培です。
                  補助金出すから大豆を栽培しなさいという農業政策。

                  お米を作れる農地で、わざわざ小麦や大豆栽培をしています。
                  これは日本人のお米の消費量が年々落ちているから
                  生産過剰にならないための対策なのですが、
                  食べ物が余ってしょうがないという事ではなく、
                  食べ物は60%は外国に依存しています。
                  自給率が先進国の中で一番低い日本、
                  なんだか矛盾していますね。

                  もったいない



                  先ほどの水源の水は、このように各田んぼに流れています。
                  1年中途絶える事は無いそうです。
                  ちなみに水はタダ!!

                  と言う事で、
                  『富山県入善町墓ノ木、源の栽培米』が美味しい理由
                  /紊綺麗
                  田んぼが上流にあるので、
                   水が冷たく夏場の暑さに稲が冷やされ光合成が活発になる
                  2鴇譴量襪藁篷射廚蕕困竜じ、寒暖の差が激しい
                  そ祥茲里米栽培に固執せずに新しい事に取り組んでいる生産者

                  ですね。

                  午前中、濃密な視察を終え、
                  帰路に着く前に昼食をと組合長が魚の駅につれてきてくれました。
                  黒部漁港のまん前に有ります。


                  マスずしは定番です、
                  左は売っている魚を選んで、その場でさばいてくれ刺身に、
                  ちなみに本日のお勧めアジとエボガイをさばいてもらいました。


                  これカキです!
                  でかいです!貝殻が拳骨くらいある岩カキ。

                  やっぱり日本海の魚は旨いですね〜

                  大変美味しく頂きました。

                  お土産に魚を買っていきたかったのですが・・・・
                  次回訪問する時はクーラーボック持参で伺います。




                  いや〜しかし、ほんと名水のまち入善でした。

                  ほんの半日の視察でしたが、
                  入善町墓ノ木のいい所が沢山見ることが出来ました。

                  農事法人 源 坂下組合長ありがとうございました!

                  5時間後、無事に東京に到着。
                  以外に近い富山県でした。
                  | 産地視察レポート | 09:22 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
                  富山県入善町「農事法人源 訪問レポート」その1
                  0
                     2012/7/2
                    『富山県入善町墓ノ木 黒部あらせ米 生産者
                     農事法人源(みなもと)訪問レポート』

                    前日に若米会で新潟県十日町に訪問したその足で、
                    翌日、富山県入善町にある農事法人源を訪問しました。

                    当店はここのお米を取り扱うようになって4年になります。
                    黒部川の湧水が流れ込み扇状地という地形によって、
                    “すこぶる美味しいお米”が育つ環境を一目見たくていたのですが、
                    なかなか遠くて・・・・

                    と、念願の富山入りです!

                    モチロン車です、AM8:50入善Pに到着、



                    一応写真に収めましたが、う〜んやっぱり臨場感出ませんね〜
                    入善Pからは立山連峰に向けて広がる扇状地が一望でき、
                    なんとも雄大な気分にさせられます。
                      





                    大きな地図で見る



                    さてさて、入善Pからおよそ10分、山側へと上っていくと、
                    墓ノ木という場所があります。

                    そこに農事法人源の育苗センターがあります。
                    ↑ これは裏面


                    こっちが正面です。

                    地域の農家さんが集まって独自に作った農業法人です、
                    早速組合長の坂下さんが出迎えてくれました。



                    お米の栽培環境や品質の話、
                    販売状況の話や、
                    その他の農産物で、
                    桃や白ねぎも栽培しているんですよね〜
                    ももはあまり赤くならないのですが、
                    身が固めで糖度がかなり高いらしいです。
                    もちろん仕入れ検討しています!
                    8月上旬くらいですかね。
                    合わせて白ねぎも抜群だとのこと。

                    事務所での情報交換もそこそこにして、
                    実際に当店へ出荷されるお米の栽培場所に向かいます。

                    当店に来る減農薬栽培の田んぼを見学、


                    お決まりの写真ですが、
                    田んぼには栽培に関する情報がしっかり明記されています。



                    しかし、驚いたのは水が綺麗な事です、
                    写真でわかりますか?
                    稲の生育がこのくらいのときはさほど濁りはないのですが、
                    ここまで水が澄んでいる田んぼは珍しいです。

                    稲の周りが枯れているのは、
                    中干しといってわざと田んぼの水を抜き、
                    稲が育ちすぎないようにする農法の影響です。

                    中干しの理由は分けつ(茎が沢山枝分かれすること)を止め、
                    栄養分を集約できるようにします。
                    カラカラに乾いた稲は水をほしがって根っこを伸ばします、
                    これが丈夫稲を育てるという結果に繋がります。

                    新米が楽しみですね。



                    そしてこれは・・・
                    一見普通の田んぼに見えますが、
                    実は苗を田植え機で植えた田んぼではなく、
                    籾を直接撒きお米を栽培するという、
                    直播きの田んぼです。

                    そう、田んぼを均す代掻きなどの作業はいらない、
                    わざわざ苗床を作って田植えをしなくて済むのです!!!

                    しかしリスクもあります。

                    芽の出始め、ようするに発芽米状態の苗は、
                    カラスなどのご馳走になるのです。
                    ですので、ところどころ空間があるのですが、
                    カラスに食べられたか、発育しなかった場所となります。
                    しかし、カラスって頭いいですね!
                    脳みそに良質な成分ギャバが豊富な発芽米を食べるくらいですから、
                    脱帽です。



                    で、こっちは失敗田んぼ。
                    違う形のクサが沢山生えていますがこれが雑草です。
                    たぶん雑草に栄養分を吸い取られて稲はしっかり実ならいでしょう。

                    直播きならではのリスクということですね。



                    その直播きを助けてくれるのはコイツ、
                    田植え機の後ろにカチャっと取り付けるだけ。



                    エアーシューターで籾を均等に田んぼへ落としていきます。
                    まさにスーパースマート田植え機!



                    ちまみにここの倉庫にはベンツEクラスと同じ価格帯の農機具が
                    1・2・3・4・・・・・ちょっとしたショールームですね。

                    こいつは大豆の収穫に使う機械だそうです。

                    農機具は1年に一度の農作業の適合期に使うだけです、
                    補助金が申請できるとは言えど少し高額なような気がします。

                    それが市場価格に反映してればいいのですが、
                    安売り指向が強い消費者にはこの大変さはなかなか見えてきません。

                    日本の農業ははたして持続可能なのか????


                    と、思いを馳せているところで視察レポートは後半へ、

                    次回へつづく・・・
                    | 産地視察レポート | 12:58 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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