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ツシマヤマネコ米の取り扱いに断念
0

    どうやらこのカテゴリーはこれで終わりになりそう。
    残念ですが・・・・

    さて、「ツシマヤマネコ米」前回記載したとおり、
    取り扱いに向けて着々と準備を進めておりました。

    しかし・・・

    担当者と情報のやり取りしている間、
    取り組みと大義名分になんだか矛盾していないだろうか???

    まっ、とにかく販売開始して、
    問題点は少しずつ改善してもらえばいいや。

    とりあえず商品を注文。

    あれ!?これ、、3等米じゃん!!!・・・・・



    (このマークを見たの人生で2回目)

    お米の取引を行う時、
    価格提示は
    1等米を基準に行なわれている為に、
    1
    等米が来るとばかり思っていたのですが・・・

    佐護ツシマヤマネコ稲作研究会に問い合わせたところ、
    3等米以上は取れません」と返答が来ました。

    え〜ッッ!!!

    お米は1等、2等、3等、規格外、未検査米の流通があります。
    通常取引では1等米が基準価格となり流通します。
    ディスカウント店やスパーなどで格安で売られているお米は、
    3
    等、規格外が混ぜられていないと実現できない価格帯。

    しかし原発事故の影響で、風評被害が予想以上に深刻化しお米の流通は混乱、
    いま、それらの裾物が逼迫している現状があり流通価格が上がっています。

    外食産業も煽りを受けているために、

    「牛丼の松屋がオーストラリア米使用」
    のニュースが記憶に新しいと思います。


    僕は白米に殺虫剤をたっぷりかけて輸送される外米を食べるリスクの方が

    高くつきそうなので絶対に食べませんが。

    現在の稲作栽培技術は高いレベルにあり、
    以前は気候が稲作に不適合であった北海道でも
    そこそこ美味しく栽培できる時代です。

    そして品種が気候に適していれば
    3等米以上は確実に栽培できるでしょう。

    ですが、これが完全無農薬栽培であった場合、
    栽培に手間と労力がかかりこの品質になってしまった、
    という話なら譲歩できます。

    しかしこのお米は減農薬減化学栽培、
    基準より5割減らしているのですが農薬、化学肥料を使っていますよ、
    という栽培方法で作られたお米です。

    化学の力を借りても毎年この品質とは・・・
    いささか栽培努力と研究が足りないように思いました。

    それと、ヤマネコの保護と謳って活動を行なっているのに、
    化学物質である農薬、殺虫剤、除草剤を容認している点です。

    ヤマネコは生態系の頂点にいる動物です、
    化学物質は体内で蓄積されていくので、
    農薬を撒いた田んぼにいる小動物は必ず影響を受けます。

    食物連鎖により濃縮された化学物質は、

    最終的に生態系の頂点にいる動物に蓄積されていきます。

    コウノトリやトキが絶滅した要因の一つに、
    化学薬品(農薬)が取り上げられていますので、

    ツシマヤマネコも例外とはいえないでしょう。


    今後の栽培方針を質問したところ、

    お米栽培できないので化学肥料、

    農薬を使いますと返答が帰ってきました。

    どうやら、
    農薬も化学から自然由来のものに移項する予定とか、
    肥料も微生物の力を借りて有機土壌に変えていくとか、
    殺虫剤の使用をやめて益虫を増やす努力をしているとか、
    ヤマネコの事を考え栽培に取り組んで行きます。
    という稲作研究会ではないみたいです。

    魚沼産(慣行栽培では一番高く取引されている産地)以上の価格で、
    品質は格安米と同じレベル、ヤマネコの保護活動に矛盾が生じている。

    以上の点を考慮し、
    当店では取り扱いを断念する事に致しました。

    井の頭自然文化園さんにも協力のお願いをしていたのですが、
    環境保全を謳う時、

    中途半端では必ず何処かに矛盾が生じてしまうので、

    取り扱いは慎重に行なわないといけないし、

    それが迷惑になってしまう可能性がありますから、

    この話は“無し”という事に致しました。
    いささか残念ではありますが・・・

     
    原発が爆発する前、当時の首相は
    「CO2排出量が少ないからクリーン」と言っていました。
    原発の本質を知っている人たちは危険性を訴えてきましたが、
    政府、マスコミは全く取り上げませんでしたし、
    国民もTVの最大スポンサー「でんこ」ちゃんに惑わされ、
    原子力発電の本質に関心を持っていなかった人のほうが、
    圧倒的だったと思います。

    環境問題を謳う時、その本質を知っているか知らないかでは、
    全く認識が変わってしまいます。

    ツシマヤマネコにとって必要なのは、
    農薬を使った田んぼより、生態系豊かな食物連鎖のある湿地帯、
    ビオトープだと思います。


    佐護ヤマネコ稲作研究会には、
    お米を栽培し売ることを目的とするのではなく、
    ツシマヤマネコを保全する事を最大の目的として頂き、
    もっと本質に迫って活動していただけたらと思います。

     

    そして、今後、この取り組みが、
    本格的に人の都合よりもツシマヤマネコに方向転換した時、

    改めて取り扱いをお願いしたいし、
    保護活動に協力させて頂きたいと考えております。

    | 「ツシマヤマネコ米」 | 18:12 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
    「ツシマヤマネコ米」の販売に向けて
    0
       昨日、東京品川で、
      滋賀県高島市で生き物が育む田んぼの生産農家グループと、
      そのお米を取り扱う米屋グループで、
      今までの取引に関する改善点や、
      今後の取り組みを話し合い、意識共有してきました。

      と、その前に、

      井の頭自然文化園へ行ってまいりました。
      ゾウの花子を見に・・・・行った訳ではなく、
      「ツシマヤマネコ」の繁殖と「ツシマヤマネコ米」を、
      どうにか繋げられないだろうか?
      という話を自然文化園の担当者に相談しに行ったのです。

      井の頭自然文化園に「ツシマヤマネコ」がいます。
      この猫は・・・・詳しい情報はウキペディアで調べれば分かりますが、
      九州と韓国の間にある島、住所だと長崎県対馬市に生息する絶滅危惧種。
      いわゆる「レッドリスト里ねこ」です。



      なんで遠く離れたココ、
      武蔵野市の井の頭自然動物園にいるかというと・・・
      これもネットで調べれば詳しく書いてありますが、
      ベンガルヤマネコの繁殖に成功した実績から、
      ツシマヤマネコの繁殖にも携わるようになったそうです。



      動物園は動物を一般公開するだけではなくて、
      その動物の生態調査や、
      人が壊した生態系を戻す役割りも担っているのですね!
      知りませんでした。




      はなしは前後しますが・・・

      2週間前に「佐護ツシマヤマネコ稲作研究会」の方がわざわざ対馬から、
      当店に営業でこられました。
      http://www.yamanekomai.com/

      簡単に言えばお米の販売に関しての営業なのですが、
      なんで稲作(お米作り)がツシマヤマネコの生態に関係してくるか、
      島での取り組みや保護活動などを聞いていると、
      「ツシマヤマネコ」にとっての「田んぼ」は、
      生きる為の重要な「餌場」だという事を知りました。

      しかし、この手のお米は生き物を育ませる為に、
      農薬を使わないか、極力抑えます。
      ようするに栽培に手間をかける分、非効率な農業となり、
      農薬や化学肥料を普通に使う慣行栽培に比べ、
      収穫量は約半分となってしまいます。
      当然価格形成は通常の倍くらいとなります。

      企業による大量生産、大量消費、流通破壊によるデフレ進行、
      そして低価商品に優越感を感じさせるよう消費行動が、
      デフレ経済に拍車をかけているような、
      そんな時代に、このようなお米を消費者は受け入れてくれるのか?

      いささか疑問を持ちますが、
      当店が請け負う社会的責任という観点から考えてみれば、
      このようなお米を販売し、食べていただけるお客さんを増やす事が、
      当店の使命だと考える事もできます。

      そして間接的ではありますが、
      「ツシマヤマネコ」を保全する事は、里山文化の保全にも繋がります。
      日本の国土や生き物を守る為の「投資」になると考えれば、
      そうそう高い、という認識はぬぐえるように思います。

      なにに価値観を見出すか、
      これからの社会の課題だと考えています。

      お金では買えない物に価値観を感じてもらう。
      例えば
      「ツシマヤマネコ米」を購入して頂いて、
      「ツシマヤマネコ」に興味を持ってもらえたら
      実際に井の頭自然文化園でご対面。

      井の頭自然文化園で「ツシマヤマネコ」を見学して、
      興味を持ってもらえたら、
      「ツシマヤマネコ米」を当店で購入していただき、
      その取り組みに間接参加。

      日本の絶滅危惧種は「ツシマヤマネコ」だけでは有りませんが、
      武蔵野市にある井の頭自然文化園と、
      長崎県対馬市との意外な関係を知り、
      せっかく近くに「ツシマヤマネコ」がいるのだから、
      人の営みとツシマヤマネコとの関係を通じ、
      武蔵野市民ないし近隣住民に、
      もっと広く自然保護の重要性を知ってもらう活動はできないか。

      そんな思いで、井の頭自然文化園でも「ツシマヤマネコ米」の
      宣伝をして頂けることになりました。

      ただ、まだお米が現地から届いていないのと、
      販売に必要なパッケージが出来ていないので、
      来週辺りから店頭販売開始となりそうです。

      販売が可能になった段階で、
      井の頭自然文化園の方でも告知をして頂けるとのこと。

      当店も実際に「ツシマヤマネコ」の見学をアピールし、
      井の頭自然文化園に足を運んでもらうお手伝いをします。

      一人でも多くの方、特に消費地で生活している人たちへ、
      いま私達が置かれている現状と、
      その行く末を考えるキッカケになる「お米」として販売できれば、
      そう思っております。

      「ツシマヤマネコ」と「ツシマヤマネコ米」よろしくお願いいたします!
      | 「ツシマヤマネコ米」 | 08:36 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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